Sunday All Over the World(1991年)
Sunday All Over the World
Sunday All Over the Worldは、King CrimsonのRobert Frippが80年代Crimsonを解散した後に結成したグループ。「Kneeling At The Shrine」はその唯一のアルバムだ。
Toyah Wilcox:ボーカル
Robert Fripp:ギター
Trey Gunn:スティック&ボーカル
Paul Beavis:ドラムス&パーカッション
Toyahのボーカルは、様々な声質を使い分けているが基本的にはそれほど個性的なものではない。ただそれが逆にこのバンドの面白いところでもあって、ボーカルとバックバンドという関係ではないく、ボーカルが曲を占領しすぎなていない。
Sunday All Over the World
Sunday All Over the Worldは、King CrimsonのRobert Frippが80年代Crimsonを解散した後に結成したグループ。「Kneeling At The Shrine」はその唯一のアルバムだ。
Toyah Wilcox:ボーカル
Robert Fripp:ギター
Trey Gunn:スティック&ボーカル
Paul Beavis:ドラムス&パーカッション
Toyahのボーカルは、様々な声質を使い分けているが基本的にはそれほど個性的なものではない。ただそれが逆にこのバンドの面白いところでもあって、ボーカルとバックバンドという関係ではないく、ボーカルが曲を占領しすぎなていない。
ま ず特筆すべきは、派手さはないが微妙にアクセントをズラしながら正確なリズムをキープしていくPaulのドラム。このドラムとTreyのスティックで、 King Crimson的なシーケンシャルフレーズも、テンポを落とした妖しげな曲も、非常にシンプルでストイックなリズムでボトムを固める。
そ の安定したリズムの上にFrippの独特のギターが入る。80年代Crimsonからは2本のギターでのプレイになったため、Frippのギターだけが聴 けるというのは新鮮だ。基本がToyahの歌にあるため、ギターが全面に出ることは少ないのだが、後ろでいかにもFrippな音を奏でて興味深い。
そして ここぞという時に切り込んでくるギターソロは、音に強力なエネルギーが注ぎ込まれていてゾクゾクしてしまう。
こ のアルバムは、Fripp がバックに回ってToyahを立てた演奏に徹したことで、逆に1プレーヤーとしてのギタープレイを久々に味わうことができたという点で、貴重なアルバム だ。Crimsonのアルバムの影に隠れて評価はあまり高くないようだけど、好きなアルバムの一つである。ジャケットも超カッコイイ!
Robert Frippのソロギターグループが聴きたいなぁ。